OSUオープンソースラボ、資金調達成功でインフラ強化とサステナビリティ推進を計画
OSUオープンソースラボは、最近の資金調達成功を受け、LinuxやDrupalなど160以上のプロジェクトを支えるインフラの強化とサステナビリティ推進を計画している。
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オレゴン州立大学(OSU)のオープンソースラボは、Linux Foundation、Apache Software Foundation、Drupal、Firefoxなど160以上のプロジェクトにホスティングサービスを提供する非営利団体で、毎月約430テラバイトの情報を配信しています。現在、Debian、Fedora、Gentoo Linuxなどのホスティングも行っています。しかし、ホスティング収入は総収入の約20%に過ぎず、残りはGoogleやIBMを含む個人および企業からの寄付に依存しています。
同ラボのディレクターは4月末、近年企業からの寄付が減少したことで赤字運営が続いていると発表しました。しかし、最近の資金調達の成功により、ラボはインフラのアップグレードとサステナビリティを重視した取り組みを計画しています。これにより、信頼性の高いサービス提供を継続しつつ、環境に配慮した運営を目指す方針です。
オープンソースコミュニティの基盤を支える同ラボの今後の動向に、業界内外から注目が集まっています。
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