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次期M6搭載iPad Pro、iPhone 17 Proに着想を得たベイパーチャンバー冷却システムを採用か

アップルは、次世代「M6」チップを搭載するiPad ProにiPhone 17 Pro同様のベイパーチャンバー冷却技術を導入する計画だと報じられている。

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【サンフランシスコ=ブルームバーグ】アップルは、次期「M6」チップを搭載するiPad Proに、iPhone 17 Proから着想を得たベイパーチャンバー(蒸気室)冷却システムを採用する可能性があることが分かった。これはブルームバーグのマーク・ガーマン氏が最新のニュースレター「Power On」で報じたもの。

ガーマン氏によると、Appleはますます高性能化するチップの熱管理を強化するため、液体冷却技術を取り入れる計画を進めているという。次世代iPad Proには、TSMCの2ナノメートルプロセスで製造される「M6」チップが搭載される見込みで、この新たな冷却システムが導入される可能性が高い。

ベイパーチャンバー冷却は、内部の液体が蒸発と凝縮を繰り返すことで熱を効率的に拡散させ、スロットリング(性能低下)を防ぐ仕組み。これにより、動画編集や3Dレンダリングなどの高負荷作業時でも安定したパフォーマンスを維持できるとみられる。

この技術がiPhoneやiPad Proで成功すれば、Appleは今後、MacBook Airのようなファンレス設計のデバイスにも同様の冷却技術を拡大適用する可能性があると指摘されている。