企業によるオープンソースへの貢献を再評価
Matt Asay氏が、企業がオープンソースの基盤を支える重要な貢献を行っていることを改めて強調した。
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かつてCanonicalのCOOとしてSlashdot読者の質問に答えた経験を持つMatt Asay氏は、現在Oracleで開発者マーケティングを統括している(過去にはAWS、Adobe、MongoDBでも同様の役職を歴任)。今週、Asay氏はInfoWorldに寄稿し、オープンソースにおける企業の貢献を忘れてはならないと訴えた。
彼は、オープンソースプロジェクトにおいて、ボランティアコミュニティだけでは資金や人材の確保が難しい領域──CI環境のハードウェア、セキュリティ監査、長期的な保守など──を企業が「利己的かつ合理的な理由」で支えている点を強調した。この「啓蒙的な自己利益」に基づく支援が、オープンソースの持続的な発展を可能にしているという。
Asay氏は、華やかな新機能の開発だけでなく、地味で重要な作業を企業が担っている現実を広く認識すべきだと呼びかけ、オープンソースの未来において企業とコミュニティの協力が不可欠であると論じている。
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