Fedora、コミュニティの反発を受けて32ビットサポート廃止計画を撤回
Linuxコミュニティの強い反発を受けて、Fedoraは32ビットサポート廃止計画を撤回し、ユーザーの意見を尊重する形となった。
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Fedoraは、次期バージョンであるFedora 44で32ビットサポートを廃止する計画を発表していたが、Linuxコミュニティからの強い反発を受けてこの提案を撤回することを決定した。
提案が発表された後、フォーラムやソーシャルメディアで激しい議論が交わされ、多くのユーザーが、ゲームやレガシーハードウェア、Fedoraベースのプロジェクトへの影響を懸念していた。特に、Bazziteの創設者が公にこの変更に対する懸念を表明し、その影響が自社のユーザー層と今後の開発計画に悪影響を与える可能性があることを指摘した。
これに対し、Fedoraのエンジニアリング指導委員会(FESCo)のメンバーであるFabio Valentini氏が、32ビットサポート廃止の提案を正式に撤回したことが発表された。これにより、Fedoraは当面の間、32ビットサポートを維持することとなった。
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