Blender 5.0、LinuxでVulkanとWaylandを使用した実験的なHDRサポートを追加

Blender 5.0の新機能として、LinuxでのHDR（ハイダイナミックレンジ）ディスプレイサポートが発表されました。HDRサポートは、Waylandを使用し、Vulkanグラフィックスアクセラレーターを活用することにより実現します。なお、X11にはHDRサポートは含まれていません。Blender 5.0におけるHDRサポートは現在、実験的な機能とされています。LinuxでHDRを有効にするには、HDRディスプレイとWaylandデスクトップ環境が必要であり、OpenGLではなくVulkan APIアクセラレーションを有効にする必要があります。この機能は現在、Blenderのクリエイターソフトウェアで試験的に提供されています。