フランスのEdtech企業Didask、1000万ユーロを調達しAI学習プラットフォームを欧州で拡大
パリを拠点とするEdtech企業Didaskが1000万ユーロを調達し、AIと認知科学を活用した学習プラットフォームの欧州展開と新たな「Knowledge Assistant」ツールの開発を加速する。
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フランスのパリに拠点を置くEdtech企業Didaskは、AIと認知科学を活用したeラーニングプラットフォームの拡大を目指し、1000万ユーロの資金調達を発表しました。この資金は、学習管理システム(LMS)の強化、欧州全域への事業拡大、そして職場でのインフォーマルな学習を支援する新ツール「Knowledge Assistant」の開発に充てられます。
今回の資金調達ラウンドは、AVPとCitizen Capitalが主導し、MAIF Impact、JuneX、既存投資家のTakara Capitalが参加しました。Didaskは、この資金を活用して、従業員が日常業務の中でシームレスにスキルアップできるAI搭載の「Knowledge Assistant」を職場ツールに直接統合する計画です。このツールは、業務の流れに沿ったインフォーマルな学習をサポートし、企業の教育ニーズに応えることを目指しています。
Didaskの取り組みは、AI技術を活用した効率的かつ柔軟な学習ソリューションを提供することで、欧州の企業研修市場での競争力を高めるものです。今後、さらなる国際展開と技術革新が期待されます。
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