Red Hat、570GBのデータ盗難と顧客記録流出のハッカー主張を確認

Red Hatは、ハッカーグループ「Crimson Collective」による重大なデータ流出を確認しました。今週初め、同グループはRed HatのプライベートGitHubリポジトリにアクセスし、28,000の内部プロジェクトから約570GBのファイルを盗み出したと報じられました。盗まれたファイルの中には、800件の顧客エンゲージメント記録（CER）も含まれており、これらはRed Hatが企業クライアント向けに作成した内部のコンサルティング文書で、通常はインフラ情報（ネットワークアーキテクチャ、システム構成など）、認証・アクセスデータ（認証情報、アクセストークンなど）、運用に関する洞察（推奨事項、トラブルシューティングノートなど）を含んでいます。Red Hatは、データ流出があったことを確認しましたが、ハッカーの主張にある顧客記録の盗難や、他のサービスへの影響については証拠がないと否定しました。