オーストラリア初の軌道ロケット打ち上げ、ノーズコーン脱落で延期
オーストラリア初の軌道ロケット「Eris」の打ち上げが、電気的故障によるノーズコーンの脱落で延期。
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オーストラリア初の軌道級ロケットの打ち上げが、Gilmour SpaceのErisロケットのノーズコーン(ペイロードフェアリング)が最終準備中に電気的故障により予期せず脱落したため延期されました。Ars Technicaによると、損傷は発生せず、ペイロードも搭載されていませんでしたが、同社は原因調査とフェアリングの交換を行い、再度試験飛行を試みるため打ち上げを延期します。
Gilmour Spaceは木曜日、会社のソーシャルメディアアカウントでこの問題を発表しました。「昨夜の最終打ち上げ準備中に、電気的故障がロケットのノーズコーンを開くシステムを誤作動させました」とGilmourはLinkedInに投稿。「燃料の搭載前だったため、けが人はおらず、初期点検ではロケットや発射台に損傷はない」と述べています。
同社は、オーストラリアのクイーンズランド州にある民間宇宙港から現地時間金曜早朝(米国時間木曜日)に打ち上げを試みる準備を進めていました。この遅延は、オーストラリアの宇宙産業にとって重要な一歩となるはずだったErisロケットの初飛行に影響を与えます。
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