Apple、アプリのクリップボードデータアクセス時にユーザーへ通知する新機能を導入
Appleは、macOS 16でアプリがユーザーの許可なくクリップボードを読み取るのを防ぐため、アクセス時に通知する機能を導入する
最新の更新
Appleは、Macアプリがユーザーの知らない間にクリップボード(ペーストボード)データを読み取ることを防ぐ新たな変更を計画している。この情報は、Appleが開発者向けに共有した内容に基づく。macOS 16では、ユーザーが直接操作せずにMacアプリがクリップボードを読み取ろうとすると、ユーザーに通知が表示される。これにより、アプリがコピー&ペーストした内容を密かに確認することができなくなる。
ユーザーがアプリ内でテキストをコピー&ペーストするなど、クリップボードに関連する直接的な操作を行う場合は通知は表示されない。ただし、ペースト機能を使用せずにアプリがクリップボードデータを閲覧しようとした場合、ユーザーに通知される。Appleによると、Macのクリップボードは今後、iOSのクリップボードと同様に機能する予定だ。iPhoneおよびiPadでは、iOS 14以降、セキュリティ研究者が多くの人気iOSアプリがユーザーの同意なくクリップボードの内容を読み取っていることを発見した後、Appleはアプリによるクリップボードデータの不正な監視をブロックしている。
好きかもしれない
- グーグル、ソフトウェアエンジニアを支援するAIエージェントを開発
- iOS 19リリースで旧Homeアプリのバックエンド終了、アップグレード必須に
- ニンテンドースイッチ2プロコントローラー、リアルタイムボタンリマッピングでDualSense Edgeを上回る
- ワーナー・ブラザーズ・ディスカバリー、2つの企業に分割を発表
- Googleのプロジェクト・スターラインが「Beam」に改名、企業向け3Dビデオ会議として登場
- Figma、AIによるコード生成を精度向上のためにデザインデータを開放
- サムスンGalaxy Z Flip 7のベンチマーク結果が期待外れ、性能が予想を下回る
- 任天堂、Switch 2対応の主要Switchゲームアップデートを発表