アドビとグーグル、AIパートナーシップを深化　Gemini、Veo、ImagenをCreative Suiteに統合、PremiereモバイルにYouTube Shortsモード登場

アドビとグーグルは、AIパートナーシップをさらに深化させ、グーグルのAIモデルをアドビの各種アプリケーションで利用可能にすることを発表した。

Adobe Max 2025で発表されたこの取り組みにより、Gemini、Veo、ImagenなどのモデルファミリーがAdobe Firefly、Photoshop、Express、Premiere、GenStudioに統合され、クリエイターはAdobeのワークフロー内で直接先進的なAIモデルを活用できるようになった。

さらに、企業ユーザーはVertex AIやFirefly Foundryを使用して、自社ブランドのデータでAIモデルをカスタマイズでき、ブランドガイドラインとの整合性を維持できる。

加えて、Premiereモバイルには「YouTube Shorts向け作成モード」が導入され、クリエイターが現在の制作環境に合わせて効率的に動画コンテンツを制作できるようになった。今回の統合により、アドビとグーグルはクリエイティブ作業の利便性とAI活用の幅を大幅に拡張したことになる。