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AMD、旧型ノートPC向けCPUを新名称で再登場させ低価格市場を混乱

AMDは旧型ノートPC用CPUを新しいモデル名で再ブランド化し、低価格および中価格帯市場を複雑化させている。

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AMDは、より効率的な新型シリコン製造プロセスの開発が高コストかつ困難になる中、旧型プロセッサを新しいモデル番号で再ブランド化することで、低価格および中価格帯のノートPC市場向け製品を補強している。

Tom’s Hardwareによると、AMDは静かに複数のRyzenノートPC用チップを新しいモデル番号で再ブランド化したが、シリコン自体は変更していない。これらの再ブランド化されたプロセッサは、Zen 3+ CPUコアとRDNA 2グラフィックスコアを搭載したRembrandt-Rシリコン、またはZen 2 CPUコアとRDNA 2グラフィックスコアを搭載したMendocinoシリコンを使用している。どちらのアーキテクチャも2022年に初めて登場したが、MendocinoのZen 2 CPUアーキテクチャは2019年にまでさかのぼる。