アラスカ航空、IT障害で再び全機運航停止 ― データセンター故障が原因

アラスカ航空は、システム全体に影響を及ぼすIT障害により、アラスカ航空およびHorizon Airの全便を再び運航停止せざるを得なくなった。週末に同社が発表した状況更新によると、主要データセンターでの「故障」が原因であるとされ、サイバー攻撃や外部の事件ではないと明言している。

同社は声明で「このIT障害はサイバーセキュリティに関連する事件ではありません」と述べ、外部攻撃との関係を否定した。今回の障害により、数百便の欠航が発生し、5万人以上の乗客が影響を受けている。

2025年7月にも同様の大規模なシステム障害が発生しており、現在、外部の専門家がインフラの耐性や再発防止策を検証している。アラスカ航空は、システム回復の進捗に注力するとともに、乗客への影響を最小限に抑えるための対応を進めている。