DCコミックス、ストーリーテリングとアートにおける生成AIを完全拒否「今も将来も」

DCコミックスの社長兼出版社であるジム・リー氏は、同社は「AI生成によるストーリーテリングやアートをサポートしない」と述べ、ファンに対し今後も人間の創造性を基盤に活動を続けることを保証した。リー氏は水曜日のニューヨーク・コミコンのパネルで、「アン・デピース副社長兼ゼネラルマネージャーと私が責任者でいる限り、今も将来もありえない」と述べ、AIが将来のクリエイティブ産業を支配することへの懸念をミレニアムバグやNFTブームに例えた。

リー氏はさらに「人々は本物に直感的に反応し、偽物には拒否反応を示す。それが人間の創造性が重要である理由だ」と説明。「AIは夢を見ず、感じず、芸術を創造せず、既存のものを集約するだけだ」と述べた。