アマゾン薬局、One Medicalクリニックに自動処方薬キオスクを導入
アマゾン薬局は、ロサンゼルスのOne Medicalクリニックで処方薬を即時受け取れる自動キオスクの提供を開始する。
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アマゾン薬局は、12月からロサンゼルスにあるOne Medicalクリニックで、処方薬を直接受け取れる自動キオスクを導入することを発表した。これにより、抗生物質や吸入器などの一般的な薬を、配達を待たずにクリニックで受け取ることが可能になる。
ロイター通信によれば、このキオスクはアマゾン薬局にとって初の対面での薬受け取りサービスとなる。従来、同社は主に配達による処方薬サービスを提供していた。アマゾン薬局の副社長ハンナ・マクレラン・リチャーズ氏は、「キオスクは患者の利便性を高め、迅速な薬の受け取りを可能にする」と述べている。
One Medicalは、年間199ドルの会員制で一次診療や緊急医療サービスを利用できる構造を持つが、非会員でも予約を行えばキオスクを利用可能であるという。リチャーズ氏はインタビューで、2026年にはカリフォルニア州外にもキオスクモデルを拡大する計画があり、外部の医療システムと提携して機械の導入を進める方針であることを明かした。
この取り組みは、アマゾンが医療サービス分野での存在感を高め、患者の利便性を向上させる新たな一歩とみられている。
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