Moodwork、AI活用の職場メンタルヘルスプラットフォーム拡充のため310万ユーロを調達
パリ拠点のメンタルヘルススタートアップMoodworkが310万ユーロを調達し、AI活用型プラットフォームの拡大を目指す。
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パリに拠点を置くメンタルヘルススタートアップのMoodworkは、310万ユーロの資金調達を完了した。このラウンドはフランスのVC企業Newfundが主導し、新規投資家で共同CEOのグレゴリー・サリンジャー氏やビジネスエンジェルのギー・ラクロワ氏、アラン・ダブリン氏が参加した。
サリンジャー氏はMicrosoftやApax Partnersでの上級職を歴任しており、Moodwork共同創業者のベンジャミン・ブリオン氏と共に共同CEOに就任する。
今回の資金調達は、フランス政府が2025年を「国民的メンタルヘルス年」と指定し、職場のストレスやバーンアウトなどの問題に注目しているタイミングで行われた。Moodworkは、科学的研究、心理的サポート、AIベースのパーソナライズを組み合わせたプラットフォームを開発し、企業が従業員のウェルビーイングに対応する支援を強化している。