裁判所、同意なしで位置情報を販売したベライゾンへの4,690万ドルの罰金を支持

米国の第2巡回控訴裁判所は、ユーザーの同意なしに顧客の位置情報を販売したベライゾンに対して科された4,690万ドルの罰金を覆そうとした同社の訴えを却下した。

この問題は、連邦通信委員会（FCC）が2018年に明らかになった違反行為に基づき、昨年、主要通信事業者3社に対して罰金を科したことに端を発するものである。ベライゾンを含む各社は異なる裁判所でFCCを相手取り訴訟を起こしたが、結果は裁判所によって異なっていた。

今回の裁判所の判決により、ベライゾンは罰金支払いを免れることができず、個人情報保護の重要性と規制順守の必要性が改めて示された。