アフリカ連合、正しい大きさを反映した世界地図の採用を呼びかけ
アフリカ連合は「Correct The Map」キャンペーンを支持し、アフリカの実際の大きさを反映するEqual Earth地図の採用を国際社会に呼びかけた。
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アフリカ連合(AU)は、「Correct The Map」キャンペーンを支持し、各国政府や国際機関に対し、16世紀以来広く使用されてきたメルカトル図法に代えて、アフリカの真の大きさをより正確に表すEqual Earth地図を採用するよう呼びかけた。ロイター通信によると、AU委員会のセルマ・マリカ・ハダディ副委員長は「単なる地図のように見えるかもしれないが、実際にはそうではない」と述べ、メルカトル図法はアフリカを「周縁的」に見せる誤った印象を与えてきたと指摘した。
アフリカは面積で世界第2位を誇り、54か国と10億人以上の人口を擁するにもかかわらず、既存の地図投影法ではその重要性や規模が過小評価されているという。AUは、Equal Earth地図の普及が地理認識の是正につながると強調している。