宇宙の氷、地球の水氷とは異なる構造を持つことが判明
ロンドン大学とケンブリッジ大学の研究者たちは、宇宙の水氷が地球の水氷と異なることを発見しました。宇宙の極低温では、氷は結晶化せず、アモルファスな構造を持つことが明らかになりました。
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宇宙には水氷が至るところに存在しており、凍った衛星や星間雲の中の氷の粒子などがその例です。しかし、ロンドン大学(UCL)とケンブリッジ大学の研究者たちは、宇宙の氷がこれまで考えられていたものとは異なることを発見しました。
地球上では、氷は比較的温暖な温度で存在しており、この環境で水分子は十分なエネルギーを得て、雪の結晶のような対称的な構造を形成します。しかし、宇宙では温度が非常に低く、摂氏-100度または-200度(華氏-148度または-328度)にまで下がるため、このような結晶化が起こるとは考えられていませんでした。
その代わり、宇宙の水氷は純粋にアモルファス、つまり結晶化せず、分子の間に秩序立った構造がないと考えられていました。この発見は、宇宙の氷に対する理解を大きく変えるものです。
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