TumblrのWordPress移行とFediverse統合が「保留」に
Automatticが進めていたTumblrのWordPressへの移行とFediverse統合計画は現在「保留中」となり、近い将来の実現は見通しが立っていません。
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Automatticの創設者でCEOのMatt Mullenweg氏は、TumblrのバックエンドをWordPressに移行する計画が現在「保留中」であることを、今日公開されたDecoderエピソードで明らかにしました。昨年、Automatticは、Tumblrの5億以上のブログをWordPressに移行し、プラットフォーム間での作業共有をより簡単にする計画を発表していました。しかし、Mullenweg氏はDecoderで、「ユーザーにとって重要で目に見える改善に焦点を当てたい」と述べ、現時点では移行作業が行われていないことを説明しました。ただし、将来的にはこの移行計画を実施する可能性も残されているようです。Mullenweg氏は、「まだやりたいと思っている。クリーンにするためにはそれが必要だが、今は取り組んでいない」と語っています。この移行の中止は、Tumblrの投稿が近い将来にFediverseで利用できないことも意味するようです。現在、WordPress.comはActivityPubプラグインを提供しており、TumblrがWordPressに移行すれば、理論的にはTumblrの投稿がFediverseに持ち込まれることになります。「それは無料で実現できる方法だった」とMullenweg氏は言い、「これが移行の理由の一つだった」と述べています。
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