Googleの二酸化炭素排出量が増加、データセンターの効率化にも関わらず
Googleの2025年の持続可能性報告書によると、AI推進によるエネルギー消費増加にも関わらず、同社の二酸化炭素排出量は前年度比で11%増加した。
最新の更新
Googleは、同社のAI推進に伴い、二酸化炭素排出量が再び増加したことを発表しました。2025年の持続可能性報告書によると、Googleの「野心的な排出量」は昨年、前年度比で11%増加し、1,150万メートルトンに達しました。これは2019年と比較して51%増加したことを意味します。Googleは、2030年までに2019年の排出量を半減させる目標を掲げていましたが、その目標からは遠ざかる結果となっています。
ただし、「野心的な排出量」には、Googleの親会社であるアルファベット社のコア事業に直接関連しない、供給チェーンにおける一部の排出量は含まれていません。これには一部の購入された商品やサービス、食事プログラムなどが含まれます。
報告書の付録には、実際の排出量が1,518万5200メートルトンに達したことが示されています。これは、約40のガス火力発電所の1年間分の排出量に相当します。Googleはまた、データセンターからの二酸化炭素排出量が12%減少したことを報告していますが、AIの利用によってエネルギー消費が増加しているにも関わらず、その排出量は依然として2019年と比較してかなり高いままであることが示されています。
好きかもしれない
- NASA、大学チームに18,000ドルを授与:宇宙冷却液体貯蔵ソリューションの人間着陸課題
- 最高裁判所、テキサス州のポルノ法を支持、Pornhubは州から撤退を継続
- マイクロソフト、Windows 11のSSD破損バグを解消—アップデートに問題なしと発表
- Netflix、リアリティショー『イカゲーム』の新シーズン2と3を発表
- NASAとSpaceX、Crew-11の国際宇宙ステーションへの打ち上げをメディアに公開
- Microsoft Build 2025:AIエージェントが未来の働き方を変革
- Apple、バグ修正とパフォーマンス向上を含むSafari Technology Preview 224を公開
- マイクロソフト、MetaのAI人材を積極的に勧誘し、億単位の報酬を提示