グーグル、3つの新核発電所への投資を発表
グーグルはElementl Powerと提携し、3つの核発電所で各600MW以上の電力を開発する計画を発表。
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グーグルは、クリーンエネルギーへの取り組みを強化するため、Elementl Powerと提携し、3つの新たな核発電所の開発に資金を提供すると発表した。各発電所は少なくとも600メガワットの電力を供給する予定だが、具体的な建設場所や投資額は現時点で明らかにされていない。
両社は、電力会社や規制された電力パートナーと協力して新プロジェクトの特定と推進を行い、Elementl Powerは技術、エンジニアリング、調達、建設などのパートナー評価を継続しながら、優先サイトの迅速な開発を目指す。Elementl Powerは2022年に設立された技術に依存しない先進核プロジェクト開発企業で、クリーンなベースロード電力を求める顧客向けに「ターンキー開発、資金調達、所有ソリューション」を提供することを目標としている。同社は2035年までに米国で10ギガワット以上の次世代核電力を展開する使命を掲げている。
グーグルにとって核電力への投資は今回が初めてではない。2024年10月には、Kairos Powerとフッ化塩冷却高温小型モジュール炉から最大500MWの電力を購入する契約を締結。この電力購入契約は、Kairos Powerが発電所の開発、建設、運営を行い、エネルギーや環境属性をグーグルに販売することを支援するもので、グーグルは2030年までに全事業およびバリューチェーンでネットゼロ排出を達成する目標を掲げている。
今回のElementl Powerとの提携は、グーグルが持続可能なエネルギー戦略をさらに加速させる重要な一歩となる。核電力は安定したクリーンエネルギー源として、同社の環境目標達成に貢献するものと期待されている。
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