GIMP、Linux向け公式Snapパッケージを公開 ― 更新の効率化とセキュリティ強化を実現
GIMPがLinux向けに公式Snapパッケージを公開し、更新の迅速化とセキュリティの向上を図る。
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オープンソースの画像編集ソフトウェア「GIMP」は、Linuxユーザー向けに公式Snapパッケージを正式にリリースしました。これまでコミュニティによって維持されていたSnapcraftersプロジェクトから引き継ぐ形で、今後のすべてのGIMPリリースは開発チームのCIパイプラインから直接ビルドされることになります。これにより、各Linuxディストリビューション間でより迅速かつ一貫したアップデートが可能になります。
また、開発チームは新しい「gimp-plugins」インターフェースを導入しました。これにより、Snapのサンドボックス環境内でも外部プラグインのサポートが可能となり、セキュリティを保ちながら拡張性を確保しています。すでにGMICおよびOpenVINOプラグインがサポート対象となっています。
この公式Snapリリースは、FlatpakやMSIXなど他のクロスプラットフォーム配布形態に続くGIMPの取り組みの一環であり、より幅広いユーザーへのアクセス性を高めるものです。公式にメンテナンスされる初のバージョン「GIMP 3.0.6」は、Snapの「latest/stable」チャンネルで入手可能で、テスター向けにはプレビュー版も順次公開されています。
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