FBIのサイバー脅威アドバイザー企業Filigran、シリーズC資金調達で5800万ドルを獲得
FBIや欧州委員会にサービスを提供する仏サイバーセキュリティ企業Filigranが、シリーズC資金調達で5800万ドルを獲得した。
最新の更新
【パリ発】フランスのサイバーセキュリティ・スタートアップ「Filigran」は、シリーズC資金調達ラウンドで5800万ドル(約87億円)を調達したことを発表した。これにより、設立以来の累計調達額は1億ドルを超えた。同社はFBIや欧州委員会(European Commission)などを顧客に持つことで知られている。
今回の資金調達は、フランスの投資グループEurazeoが主導し、Deutsche Telekomおよび既存投資家のAccel、Insight Partnersが参加した。昨年実施された3500万ドルの資金調達に続くもので、Filigranの成長スピードの速さを示している。
Filigranはオープンソースのサイバー脅威インテリジェンスプラットフォームを開発しており、自社の「リアルタイムインテリジェンス」技術を活用して、顧客が増大するサイバー脅威やリスクを事前に把握・対応できるよう支援している。
同社は今回の資金をもとに、研究開発の強化と国際展開を加速させる方針を示しており、欧州発の次世代サイバー防衛企業として注目を集めている。
好きかもしれない
- マイクロソフト、Xbox Game Passの値上げを正当化 ユーザー反発強まる中でさらなる苦境の予測も
- ユナイテッド航空、iOS 26の新機能に対応 Appleウォレットの強化版搭乗券を初導入
- Apple、iOS 26で強化された搭乗券をサポートする10の航空会社を発表
- GoogleのImagen 4 AIが画像内のテキストを正確に認識可能に
- 英国警察、100百万ドルでVHS映像をデジタル化へ
- iOS 26、AirDropおよびAirPlayの代替機能を含む新しいWi-Fi機能を追加
- Xはインドの報道検閲に「深刻な懸念」を表明
- Apple、スパイウェア警告を発表:高プロファイルユーザーを狙った4件の攻撃キャンペーン