GNOME 49「Brescia」正式リリース、新機能を多数搭載
GNOMEプロジェクトは最新の安定版デスクトップ環境「GNOME 49 'Brescia'」を公開し、利便性とアクセシビリティを強化した。
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【オープンソース】GNOMEプロジェクトは本日、GNU/Linuxディストリビューション向けデスクトップ環境の最新安定版「GNOME 49 'Brescia'」を正式にリリースした。今回のメジャーアップデートでは、多くの新機能と改善が導入されている。
主な新機能としては、クイック設定に新たに追加された「通知をオフにする(Do Not Disturb)」トグル、ログイン画面に専用のアクセシビリティメニューが搭載された点が挙げられる。また、クイック設定メニューで未知の電源プロファイルを処理できるようになったほか、YUV422およびYUV444(HDR)カラースペースのサポート、パッシブスクリーンキャストのサポート、非同期キーボードマップ設定への対応なども追加された。
GNOME 49 'Brescia'は、ユーザー体験の向上とシステム全体の柔軟性を目指したアップデートであり、Linuxデスクトップ環境の進化をさらに加速させることが期待されている。