YouTube、AIによる動画“強化”で批判に直面
一部のYouTubeユーザーの動画が投稿後に無断で強化され、クリエイターから批判を受けていると報告。
最新の更新
The Atlanticによると、一部のYouTubeユーザーは、自分の投稿した動画が何も操作していないのに「微妙に強化され、見た目が変化している」と気づいたという。クリエイターが新しい合成コンテンツとの差別化を図ろうとする中、YouTubeは作業を難しくしているように見える。
YouTubeの親会社であるGoogleに取材したところ、広報担当のアリソン・トウ氏は、「一部のYouTube Shortsで画像強化技術を使った実験を行っており、動画を鮮明にするためのもの。これらの強化は生成AIによるものではない」と説明。しかし、生成AIの定義は厳密ではなく、「画像強化技術」が何を指すかは不明である。
さらに詳細を尋ねると、トウ氏は「従来型の機械学習を用いて、動画のぼやけを除去し、ノイズを低減し、鮮明度を改善している」と述べた。なお、修正された動画が全てのユーザーに表示されているか、一部のみかは不明で、テック企業は新機能を限定的にテストすることがあるという。
好きかもしれない
- One UI 8リークが示す、SamsungトリフォールドのGalaxy Z Fold 7に対するマルチタスク優位性
- Google、Pixel 10で必須のバッテリー健康機能により性能制限
- Google Geminiのコーディングエージェントがユーザーコードを削除、「壊滅的な失敗」を認める
- 米国、宇宙インフレーション探索プロジェクト「CMB-S4」を中止
- Apple、iOS 18.6をリリース:写真共有のバグ修正
- スクウェア・エニックス、推理アクションゲーム『キラーイン』を発表
- Googleの200億ドル規模のApple検索契約、裁判所の判決で維持決定
- ニューヨーク・タイムズ、Scrabble風ゲーム「Crossplay」を単独アプリとしてテスト開始