カリフォルニア州、気候変動からジョシュアツリーを守る計画を承認

カリフォルニア州は、気候変動の影響からジョシュアツリーを守るための前例のない保護計画を承認した。この包括的な保全計画では、温暖化した将来でもジョシュアツリーが生き残る可能性のある地域を特定し、その土地を最も効果的に保護する方法を策定している。

計画の支持者は、現在は豊富に存在するものの、気候変動により将来的に生息地の多くを失うと予測される種を保護するため、州が具体的な行動を取るのは今回が初めてだと指摘している。

一方で、この計画や計画策定を義務付けた法律が、都市開発を制限し、生活コストを押し上げる可能性があると懸念する声もある。環境保護と経済活動のバランスが今後の課題となる見通しだ。