ニュージーランド、経済悪化で市民の国外流出が13年ぶりの高水準に
ニュージーランドでは経済の停滞と失業率の上昇を背景に、市民の国外流出が13年ぶりの高水準に達した。
最新の更新
ニュージーランドの市民が国外へ移住する動きが加速し、過去13年で最も多い水準に達したことが明らかになった。特に移住者の3分の1以上が30歳未満で、若年層の国外流出が顕著となっている。
ニュージーランド統計局が金曜日に発表したデータによると、2025年6月までの1年間で71,800人のニュージーランド市民が国外へ移住した。前年同期の67,500人から増加しており、過去の記録である2012年2月の72,400人に迫る数値となっている。
一方、純移民数(国内に入国した外国人の数から国外に出た人の数を差し引いたもの)は減少し、人口530万人の国内への外国人移住は2024年の水準のほぼ半分にまで減少した。この傾向は経済成長の鈍化と失業率の上昇が背景にあるとみられ、政府は今後の人口動態への影響に注視している。
好きかもしれない
- ブルーオリジン、9月29日に新型ニューグレンロケットでNASA火星探査機を打ち上げ
- SpaceX、スターシップの不具合原因を特定し、10回目の試験飛行に向け準備完了
- ヒュンダイのジョージア工場、ロボット技術でEV生産を強化
- iPhone 17、ベゼル縮小で6.27インチの大型ディスプレイ搭載の噂
- アマゾン、従業員にシアトルなど主要拠点への転勤か退職を指示、退職金なし
- Akiraランサムウェアキャンペーンが拡大、SonicWall VPNを悪用して迅速に感染
- イェール大学の研究者、浮遊する球体でニュートリノを1年以内に検出可能か
- Googleの「Web Guide」ラボがAIを活用して検索結果を再編成