テスラ、Dojoスーパーコンピューターチームを解散し、NvidiaとAMDにシフト
テスラは自社開発のDojoスーパーコンピューターチームを解散し、NvidiaとAMDとの提携を進める方針を発表。
最新の更新
テスラは、Dojoスーパーコンピューターチームを解散し、NvidiaとAMDとの提携に切り替えることを発表しました。Bloombergによると、この変更にはDojoの責任者であるピーター・バノン氏の退職も含まれており、テスラが自社開発の技術をAIモデルのトレーニングに使用する方針を転換したことを意味しています。
Dojoは、テスラの自動運転技術やオプティマスヒューマノイドロボットを支えるAIチップのトレーニングに必要な膨大な車両の映像データを処理するために設計された「超強力なトレーニングコンピュータ」として、エロン・マスクCEOが2019年に紹介しました。
テスラは現在、NvidiaとAMDと提携してコンピュータリソースを提供し、サムスンと協力してチップの製造を行う予定です。この動きは、テスラのAI技術開発戦略の新たな方向性を示しており、業界の大手と協力することで、より効率的な技術の進展を目指しています。
好きかもしれない
- Google FinanceがAIによるアップグレードを実施、チャットボットと新ツールを追加
- Google DriveのGeminiがPDFの解析に1Mトークンのコンテキストウィンドウを追加
- OpenAIがオラクルと提携し、テキサスに巨大なAIデータセンターを建設
- ispaceのレジリエンス着陸船、センサー不具合で月面着陸失敗
- オーストラリア初の軌道ロケット打ち上げ、技術的な不具合で7月2日に再調整
- Googleの量子アルゴリズムがスーパーコンピュータを凌駕、実用的な有用性を証明
- NASA、北アメリカ全土の地表の動きをマッピングするデータセットを公開
- インテル、24,000人の人員削減と複数国での事業縮小を発表