リトアニアの物理学者、ヒトの髪の毛にソルボンヌ礼拝堂を3Dプリント

リトアニア・ヴィリニュス大学の物理学者ゴードン・ズィラ氏が、フランス・パリのラテン地区にあるソルボンヌ礼拝堂をヒトの髪の毛の上に収まるほど小さな3Dプリントのレプリカとして作成しました。このソルボンヌ礼拝堂は、17世紀に建てられたローマカトリックの礼拝堂です。ズィラ氏は、ヴィリニュス大学のレーザー研究センターで光技術の研究を行っており、マルチフォトン3Dリソグラフィというレーザーナノファブリケーション技術を用いてこの構造物を作成しました。「従来の3Dプリントとは異なり、この方法では空間のほぼどこでも光感応性材料を固めることができ、真の3次元構造を製造することが可能です」とズィラ氏は述べています。