インテル、自動車向けチップ事業を閉鎖し、社員削減を発表
インテルは、自動車向けチップ製造事業を閉鎖し、ほとんどの社員をレイオフする計画を発表した。今後は「クライアントとデータセンター」の事業に集中する方針。
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インテルは、自動車向けプロセッサーの製造に特化した事業を閉鎖すると発表しました。『オレゴニアン』が入手した社内メモによると、インテルは自動車部門の「ほとんどの」社員をレイオフする計画を明らかにしました。その理由として、「クライアントおよびデータセンターのポートフォリオに注力する」方針を挙げています。インテルは、メモの中で『この作業の一環として、クライアントコンピューティンググループ内の自動車事業を縮小することを決定しました。お客様へのスムーズな移行を確実にすることを約束します』と述べています。インテルは『The Verge』のコメント要請にはすぐに応じていません。インテルはこれまで、自動車向けの事業に多大な投資をしており、車両のインフォテインメントシステムや計器類、その他の制御装置を動かすチップを開発してきました。インテルの技術は5000万台以上の車両に搭載されており、今後もその市場拡大を目指していたように見えました。昨年には、自動車のナビゲーションシステムや音声アシスタントの向上に役立つAI強化型チップの新モデルを発表し、さらに自社のArc GPUを車両に搭載する計画も明かしていました。
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