AMD、Nvidiaに挑戦する432GB MI400 GPUと次世代EPYC CPUを準備中

AMDは、次世代AIプラットフォームの準備を進めており、これには新しいInstinct MI400 GPU、EPYC「Venice」CPU、そして大きな性能向上を目指したHeliosラックインフラが含まれています。これらは2026年に登場予定で、Nvidiaに対抗する形で市場に登場します。

MI400 GPUは、最大432GBのHBM4メモリを搭載し、12スタック（各36GB）で構成されています。この巨大なメモリ容量は、AMDがMicronと共有した情報に基づいており、同社のラック設計とGPUごとのメモリ推定に基づいています。

さらに、EPYC Venice CPUは、256コアを持ち、最新のPCIe Gen6インターフェースと2nmプロセス技術を搭載しています。これにより、AIと計算性能の大幅な向上が期待されており、AIワークロードを効率的に処理する能力が高まります。

Heliosラックは、AIアーキテクチャのダブルワイド構成を採用しており、10倍の性能向上を目指しています。これにより、AMDは新しいインフラを用いて、AIやデータセンター向けに最適化されたソリューションを提供する予定です。