Salesforce、AI依存企業にSlackデータの長期利用を制限
SalesforceはSlackのデータに対するAI依存サービスの長期利用を制限し、他社によるデータの保存やインデックス化を禁止。
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Salesforceは、自社が所有するビジネス用途の速報チャットサービスSlackにおいて、他のソフトウェア企業がSlackのメッセージを検索したり保存したりすることを禁止した。この制限は、たとえ利用者がそれを許可していた場合でも適用される。
この変更は公にはまだ広く知られておらず、Slack APIを通じてデータを利用していた新興AIサービス企業にとって大きなダメージとなる可能性がある。
例えばGleanのようなサービスは、Slack APIを通じて得たデータを長期的に保存し、検索可能な情報基盤を構築していたが、Salesforceは該データの保存を一時的なものに制限し、後に削除することを要求するようになった。
この決定は、Slackのユーザーデータの権限を守るための努力の一環であると同時に、AI依存型ビジネスに対する細心な配慮を物語っている。
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