Google、カスタムROM開発者に大打撃—PixelデバイスツリーをAOSPから削除
GoogleはAOSPのAndroid 16ソースコードからPixelデバイスツリーとドライバーバイナリを削除し、カスタムROM開発者に大きな影響を与える変更を加えました
最新の更新
Googleは、Android 16のソースコードリリースからPixelフォンのデバイスツリーとドライバーバイナリを削除したことを発表しました。この変更は、Pixelデバイス向けのカスタムROM開発を大きく複雑にするもので、GoogleはAndroidオープンソースプロジェクト(AOSP)のリファレンスターゲットをPixelハードウェアから「Cuttlefish」という仮想デバイスに変更しています。この変更により、カスタムROM開発者は以前は直接Googleから受け取っていた設定情報を逆アセンブルする必要が生じ、LineageOSのNolen Johnsonは「非常に面倒になる」と述べています。開発者は、プリビルドされたバイナリから毎月必要な変更を「盲目的に予測し、逆アセンブルしなければならなくなる」と警告しています。また、Pixelカーネルソースコードのコミット履歴が削除され、開発者が利用していた機能やセキュリティパッチの参照ポイントが失われました。GoogleのVPであるSeang Chauは、AOSP自体が終了することはないと否定しましたが、この変更により、Pixelデバイスは他のAndroidデバイスと同じように開発が難しくなったことは明白です。
好きかもしれない
- Apple、iOS 26でCarPlayにマルチタッチジェスチャー対応を追加
- Apple、iPhoneユーザーが駐車中にCarPlay画面で動画視聴できるように
- Nintendo Switch 2のGameChat、利用には電話番号が必要で、親の承認が求められる
- Apple、AirPodsファームウェアアップデートのパブリックベータ版を公開予定
- Google Photos、10周年を祝う新しいAI編集機能を発表
- サムスンGalaxy Z Fold 7の画像が漏れ、薄型デザインと大きなカメラバンプが明らかに
- グーグル、Androidの大幅リデザイン「Material 3 Expressive」を誤って公開
- Android Auto、音声専用のビデオ再生機能を追加予定