世界初の展開可能な生物学的コンピュータがオーストラリアのスタートアップから登場
オーストラリアのスタートアップCortical Labsが、世界初のコード展開可能な生物学的コンピュータCL1を発表しました
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オーストラリアのスタートアップCortical Labsは、世界初のコード展開可能な生物学的コンピュータ「CL1」を発表しました。このコンピュータは、シリコンチップ上に人間の脳細胞を融合させ、ミリ秒以下の電気フィードバックループを使用して情報を処理します。CL1は神経科学やバイオテクノロジー研究のツールとして設計されており、脳細胞がどのように刺激に反応し、学習し、適応するかをリアルタイムで研究する新しい方法を提供します。従来のシリコンベースのシステムとは異なり、CL1は生きた人間のニューロンを使用しており、外部の入力に対してリアルタイムで反応することができます。ロンドン大学ユニバーシティカレッジの神経科学者カール・フリストン教授は、「CL1は商業的に利用可能な最初のバイオミメティックコンピュータであり、リアルなニューロンを使用した神経モルフィックコンピュータの究極の形と言える」と述べています。
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