ニコン、RED技術搭載の新型カメラ「Zr」でソニーに対抗か
ニコンが2025年後半にRED技術を搭載したビデオ特化型ミラーレスカメラ「Nikon Zr」を発表予定で、ソニーのFX3に対抗すると噂されている。
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ニコンが、2024年4月に映像機器メーカーのREDを買収して以来、注目を集める新たなカメラの噂が浮上している。Nikon Rumorsによると、ニコンは2025年後半にZマウントを採用したビデオ特化型のミラーレスカメラ「Nikon Zr」または「Nikon ZR」を発表する可能性がある。この名称の「R」は、搭載されるRED技術を象徴しているとみられる。
このカメラは、ソニーFX3、ニコンZ30、そしてREDのKomodoやV-Raptorのようなブロック状のデザインを組み合わせた「レンガ型」の外観を持つとされ、ペンタプリズムや電子ビューファインダーは搭載されない。また、優れた性能を持つニコンZ6 IIIと同じ24.5メガピクセルの部分積層型フルフレームセンサーを採用し、「非常に大型」のLCDスクリーンを備えるとされている。
REDはニコンの子会社となって以降、すでにZマウントを採用した2つのカメラをリリースしているが、今回のNikon Zrは、ニコン独自のブランドでREDのシネマ技術を融合させた初のモデルとなる可能性がある。このカメラは、映像制作者向けに特化した機能でソニーのFX3に対抗し、ニコンの市場シェア拡大を目指す戦略の一環とみられる。公式発表は2025年第3四半期または第4四半期に予定されており、今後の展開に注目が集まる。
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