サムスン、マシモのオーディオ事業を3億5000万ドルで買収
サムスンがマシモのオーディオ事業を3億5000万ドルで買収し、Bowers & WilkinsやDenonなどのブランドを傘下に追加。
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サムスンは、マシモのオーディオ事業を3億5000万ドルで買収すると発表した。この買収により、Sound United傘下のBowers & Wilkins、Denon、Marantz、Polk Audioなどのオーディオブランドがサムスンのポートフォリオに加わる。サムスンは2017年にハーマン・インターナショナルを80億ドルで買収し、JBL、ハーマン・カードン、AKG、Mark Levinson、Arcam、Revelなどのブランドを傘下に収めていたが、ハーマンは独立子会社として運営されてきた。
The Vergeによると、サムスンはプレスリリースを公開し、買収対象ブランドの歴史について簡潔に紹介した。Bowers & Wilkinsの代表的な製品であるNautilusラウドスピーカーやZeppelinワイヤレススピーカー、DenonがCDプレーヤーの早期採用者であった歴史などが挙げられた。ハーマンは昨年、ポータブルオーディオ機器市場で60%のシェアを誇っており、サムスンは今回の買収によりその地位を維持・強化しようとしている。
サムスンは、新たに取得したブランドのオーディオ技術を、スマートフォン、テレビ、ワイヤレスイヤホン、サウンドバーなどの自社製品に応用する計画だ。この戦略により、サムスンはオーディオ体験の向上を図り、競争力のある製品開発を加速させる狙いがある。
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